日本のフォークソングの先駆者である高石ともやさんが逝去されました。
もともとカントリー、フォークやブルーグラスが好きだったので、亡くなった親友H君の影響で聞き始めてから、すっかりはまってしまった「高石ともやとザ・ナターシャセブン」。わたしの青春に欠かせない人・グループです。
「受験生ブルース」がヒットして有名になりましたが、高石ともやさんはそれだけではありません。
アメリカのフォークやブルーグラス、アイルランドのケルト音楽なども積極的に取り入れ、各国の名曲に日本語の歌詞をつけて紹介するなど、幅広く活躍されていました。
107曲が収録された「107ソング・ブック」(12枚組)は、秀逸です。
毎年祇園祭のときに開催されていた「宵々山コンサート」に参加するため、親友H君と京都まで夜行バスで行ったことが、つい昨日のことのように思い出されます。
朝早くから開場を待つファンをねぎらおうと、高石ともやさんはギター片手に現れ、会場の外で歌を披露してくれました。その優しい笑顔と人柄が大好きでした。
H君、天国で会えるね!
ご冥福をお祈りします。
合掌