Aki_G_Yume_Project’s blog

定年退職後のスローライフを楽しんでいます

メキシコの「死者の日」と日本の「お盆」

昨晩、テレビでディズニー&ピクサーの「リメンバーミー」が放送されていました。

アカデミー長編アニメ賞を受賞した名作です。お気に入りのメキシコが舞台となっているので大好きな映画のひとつです。圧倒的な映像美の作品です。

この映画は、メキシコの「死者の日」が題材となっています。「忘れられたら二度目の死を迎える」という考え方がベースになっている点や、「死者の日」に先祖の魂が帰ってきて家族と過ごす点などが、日本の死生観と類似しています。

メキシコに行くと、ドクロの形をしたチョコレートが売られていて、驚かされます。

死を悲しむのではなく「死と親しむ」文化なのだと思います。

 

で、「リメンバーミー」を見ていて、先週が新盆だったことを思い出しました。

信心深い仏教徒でなくてもお盆やお彼岸は墓参することにしているのですが、今回は体調不良だったこともあり、すっかり忘れていました。

でも、なんで東京では7月にお盆があるのでしょうか?

どうやら、明治時代に旧暦から新暦に切り替えたときに、新暦を徹底させるために、明治政府がおひざ元の東京のお盆を7月としたようです。

伝統的な行事ですから、お盆は旧暦で行えばいいと思うのですが。

 

メキシコの「死者の日」のおかげで、日本の「お盆」を再認識させてもらった一夜でした。

メキシコの「死者の日」の飾り