Aki_G_Yume_Project’s blog

定年退職後のスローライフを楽しんでいます

「自然界隈」と日本人の自然観

やや堅苦しいタイトルとなりましたが、これがわたしの語彙力の限界です。

小難しいことを書くつもりではないのですが、昨日「自然界隈」に関する記事を投稿しましたが、それについて感じたことを書いてみたいと思います。

最近、わたしの身の回りで「縄文時代」とか「カタカムナ」(日本語の源流らしい)とか「言霊」などという、長い人生で気にしたこともないような言葉に接する機会が増えてきました。

どれも日本古来の考え方や生活風習に関連する言葉ですが、最近では、どこか自然とのつながりを感じさせてくれるような事象が注目されているようです。

物質主義からすこし距離をおいて、精神世界に救いをもとめる人が増えているのかもしれません。

 

別に、わたしは「神道」を信奉しているわけではありませんが、初詣にもいきますし、孫娘の七五三のお祝で神社に行ったりもします。

神道」は、キリスト教イスラム教のように一神教でもありませんし、特別な教義や縛りがあるわけでもなく、ふだんの生活様式ともいえる考え方だそうです。その根幹には、神羅万象の内に精霊が宿るというアニミズムの思想があります。

 

昨日TVを見ていたら「卵供養」(卵をたくさん使うカステラ屋さんが主催)が行われたというニュースがありました。そのほかにも「針供養」や「包丁供養」なんてのもあるらしいですね。いかにも日本らしいなと思いました。

 

最近はやりの「自然界隈」というのも、ふだんの生活の中でなにげなく自然とふれあうことにより、そこから何か目に見えないものを感じ、癒しを得たいという流れがあるのかもしれないですね。

 

わたしも、今年の夏休み(毎日夏休みみたいなものですが...)には、自然とともにあった古代日本の生活様式に思いをはせるために、青森県三内丸山遺跡を訪ねてみようかと考えています。

特別史跡「三内丸山遺跡」 (pref.aomori.jp)