今回は「(1)本文を書く」 について書きます。
わたしが書いた作品のジャンルは「児童向けファンタジー小説」ですので、ちょっとそちらに偏っているかもしれません。
あまり詳細なことを書いても、読み疲れると思いますので、箇条書きにします。
1)構想を練る
-ジャンルや読者層を決める
-登場人物のキャラ設定をする
- 舞台設定をする(時代、場所、文化・風習)
‐あらすじを考える
-必要な情報を調べる(Google, ChatGPT等)
2)文章を書く(とりあえず書いてみる)
- Wordなどで文章を書きはじめる
3)推敲する(内容の書き足し、添削、つじつま合わせ)
- 時空のずれや矛盾を修正する
- 伏線が回収できているかを確認する
4)挿し絵を入れる(オプション)
- 挿し絵を描いて挿入する(解像度は300dpi以上)
5)校正する(誤字・脱字、文章のゆがみの調整等)
- 正しい表記と用語辞典等を参考にして文章を校正する
(あまり漢字で埋めると読みづらいので、ひらがなを適度に混ぜる)
6)KPDに入稿するための準備をする
- おおまかな体裁を決める(縦書き、横書き、挿し絵等)
-本のサイズを決める(これはKindleの規定があるので、要参照)
- Word等の原稿を体裁に合うように編集する
(参考までにわたしの設定(ペーパーバック=紙書籍):
新書版 103mm x 182mm
印刷の向き:横(縦書き)、印刷の形式:本(縦方向に山折り)
文字数:43/行、14行/頁
余白:上 12mm 下 14mm 内側 15mm 外側 7mm
本の作成 : ペーパーバック原稿の書式設定 (Windows 用 Word) (amazon.co.jp)
Kindleの場合、電子書籍はePub等のフォーマットで入稿*、ペーパーバック(POD)はPDFで入稿する等の規定があります。
ペーパーバックで、わたしが選んだのは、新書サイズ(103mm x 182mm)です。
POD用のガイドテンプレートを貼っておきます。Amazonから送られてきます。
詳細については、(2)表紙を描く で説明します。
KDP(Kindle Direct Publishing)のサイトを熟読しましょう。わかりづらいところもありますが、丁寧に説明してあります。
セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
*ePUBフォーマット
電子書籍の場合、読者が自由に文字の大きさやフォントが変えられます。それに対応するためのフォーマットがePUBです。
Google Documentからは直接変換できるようですが、Wordの場合は変換用のアプリが必要です。詳細は下のサイトをご覧ください。無料ですが、原稿上に同社のロゴが表示されます。それを外したい場合は、有料となります。
(2)表紙を準備する につづく