Aki_G_Yume_Project’s blog

定年退職後のスローライフを楽しんでいます

映画「ジャンク・ワールド」を見てきました(ネタバレなし)

前作の「ジャンク・ヘッド」から3年、シリーズ第2作の「ジャンク・ワールド」が封切られましたので、早速見てきました。

「JUNK WORLD」公式サイト

主役のロボット”ロビン” その正体は…

同シリーズは、堀貴秀監督が、全編ほぼ一人で制作したストップモーションSFアニメ(いわゆる、パラパラ漫画)で、なんとも言えなシュールな世界観に引き込まれてしまいます。

今回の映画は、エンドロールに堀監督以外にもおおぜいの名前がありましたので、監督の孤独な活動を応援する人たちが集まって、支援したことがうかがえます。

前作「ジャンク・ヘッド」は、それこそパラパラ漫画チックなぎこちなさがあったのですが、本作は、ホンモノのアニメっぽく、動きも滑らかになっていますし、要所要所でCGやアニメが使われていますので、かなり手の込んだ出来に仕上がっています。

ストーリーは、公式サイトによると、

「遥か昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進めた。

その労働力として人間に似せた人工生命体のマリガンを創造。しかしマリガンは自らのクローンを増やして勢力を広め人類に反乱。
第3次停戦協定から280年後の世界。人類は地上に留まり地球規模に広がった地下世界をマリガンが支配していた・・・」

ってな感じです。

ハリウッド映画にも負けないような派手なアクションもありますし、登場人物の関係性やストーリー展開も複雑怪奇で、最後まで見入ってしまいます。

ところで、上映中の本作には「字幕版(ごにょごにょ語)」と「吹き替え版」がありますが、堀監督のワードセンスがさえまくっている”ごにょごにょ語”での字幕版が絶対おススメです。セリフだけでも、思わず笑ってしまいますよ。

 

シリーズの完結編となる「ジャンク・エンド」の制作もはじまるようですので、楽しみです。

ぜひ、堀監督の世界観が詰まった本作を映画館で鑑賞してください(映画関係者ではありませんがwww)。